リトル・トリー(上製・愛蔵版)

フォレスト・カーター 著
和田穹男 訳
(藤川秀之氏の挿絵入り)

リトル・トリー上製・愛蔵版
※ 藤川秀之氏の挿絵入り(12枚)
定価(本体1800円+税)
■四六判上製/360頁
ISBN978-4-8397-0064-5
■1991.11

日本で、アメリカで、あらゆる層の人々から賞賛された
感動のベスト・ロングセラー

【第1回ABBY賞受賞】
美しい自然のなか、両親を亡くした5歳の少年は祖父母の愛情に包まれてインディアンのライフ・スタイルと精神性を学んでゆく。優しさと痛みとユーモアにあふれたこの物語は、きわめて素朴な語り口ながら、魂の最深部からの共感を呼び覚ましてくれる。
(書店人が売ることに最も喜びを感じた本/アメリカ)
■日本図書館協会推薦図書 
■全国学校図書館協議会選定図書
■1991年度、厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財

山は冬の夕日を浴びている
ぼくらは木漏れ日を踏んでくだってゆく
谷間の小屋へと続く細道を
山七面鳥の通り道を
チェロキーはみんな知っている
今こうしてこここにいる
これこそ天国なのだと

久方ぶりの感動だった。それも心の底からの。
山から噴き出す清冽な湧水に身体から心まで
洗われた気がした。読み終わってすぐさま電話をとり
出版社に二十部注文した。
愛する人々に配りたかったからだ。
倉本聰氏推薦文)

決して幸せなだけではない、あの土地の血生臭さや哀しみが
こんなにもしみこんでいる話なのに、人生のいろいろな場面
でまるで自分のことだったかのように、この子の気持ちがよ
みがえってくる。自分の家族みたいに彼の家族を思いだす。
この本は一生の友だちだ
よしもとばななさん推薦)

■『リトル・トリー』は、いつの時代にも新しい世代の人たちによってくりかえし発見され、読みつがれてゆくべき『ハックルベリー・フィンの冒険』などと肩を並べうるまれな本である。全篇美しく滋味に富んでおり、読者はとてつもないおかしさに笑わせられるかと思うと、痛切な感情にはげしく胸を揺すぶられるにちがいない。……万人の精神に語りかけ、魂の最深部に訴えかける力を持っているのである。
元・南イリノイ大学法学部長 オクラホマ大学アメリカ・インディアン法律政治研究センター所長 レナード・ストリックランド(チェロキー・インディアン)

■『リトル・トリー』はチェロキーの編む籠のようだ。自然が恵んでくれた材料で編まれ、デザインはシンプルで力強く、たくさんのものを運べる。この本は「小さな古典」と呼ばれてきたが、私の感じではそれ以上のものだ。……環境、家族の絆、人種差別、人間関係……この本はそのすべての問題について深い関心を寄せている。この本は今の世に求められている。
『それでもあなたの道を行け』の編者/作家/語り部ジョセフ・ブルチャック(アベナキ・インディアン)

フォレスト・カーター(Forrest Carter)
1925年、アメリカのアラバマ州に生まれる。遠くチェロキー・インディアンの血を引き、それを誇りにした。作家として出発したのは48歳。第一作の『テキサスへ』はクリント・イーストウッド監督・主演により映画化された。『リトル・トリー』は、彼の心の原郷であったインディアンの世界を、少年のみずみずしい感覚に託してうたいあげた作品。リトル・トリーは祖父から授けられた著者のインディアン・ネーム。わずか四つの作品を残し、1979年54歳で急死。


和田穹男(わだ・たかお)
1940年神戸に生まれる。早稲田大学仏文科中退、東京外国語大学フランス語科卒。書籍編集を経て、翻訳業、画業に転ず。訳書に『リトル・トリー』『ジェロニモ』『あの夏の鳳仙花』『熱きアラスカ魂-最後のフロンティア・インディアンは語る』(以上めるくまーる刊)など。


1997年に映画化されている
http://lccn.loc.gov/98509157

[ネイティブ・アメリカン]

リトルトリー上製愛蔵版の書影ですリトルトリー上製愛蔵版の書影です
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・ベストセラー

2010年10月22日、中京テレビで紹介されました。
10月22日(金)、中京テレビの番組の中で、ヴィレッジヴァンガード様お勧めの本として、『リトル・トリー』が紹介されました。

『美的』 2009年5月号で紹介されました。
『美的』 2009年5月号(小学館)、スペシャル対談(2)-倉田真由美さん×釈由美子さん(68-69ページ)の中で、リトル・トリーが紹介されました。
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